jvpa(2)
こんにちはヘアセラピストのシラヤマです。
今日は美容師のお話しでjvpaの続きです。
前回のおさらいですが、jvpaとは一般社団法人 日本訪問理美容推進協会の略です。
簡単に言うと理美容師さん向けの訪問理美容の講習会です。
今日はヘアメイクセラピスト養成講座の内容をお話しします。
大まかには、午前中は座学で、午後からは実習の1日の講習ですが事前に資料が送られてきて、テストを済まして当日答え合わせして提出もあります。
そんなに難しテストではありませでした。
午前中の座学は、現在の高齢者、障害者の現状。
介護保険制度の説明、在宅サービスの説明。
障害や様々な疾患の理解、予防、対応、これには認知症や高血圧症心筋梗塞などもありました。
ショックだったのはもう治療の見込みがなく、どの様に死を迎えるかを考えて行われるケアをターミナルケアと言うのですが、その方々や、ご家族との関わり方の説明でした。
あとはヘアメイクセラピストの基本サービスの説明などのあと午後の実習でもおこなうボディメディカルの説明です。
ボディメディカルは無理なくしぜんな姿勢でなおかつ最小の労力で行う介護技術の事で、なんか私がしてる合気道にかなりにてます。
ここでお昼休憩で午後の実習に入ります。
午後の実習です。
まずはベッドシャンプーです。
シャンプーの濃さや使うお湯の量など、全てがサロンとは全く違うし、トリートのタイミングも違う。これだけでも講習に参加して良かった。
でも、知らない事が続きます。同じ美容師なのに。
そして、ベッドカット。
これも全く違う。
キレイになっていただくのは同じなんですが、ベッドカットの方は起き上がれないので、寝たままでキレイまとまり良くなんですね。なるほど!
しかも、時間短縮でバリカンでカット、これには理容の方もそんなんはした事ないと言ってました。
仕上がりもレザーカットのような柔らかさがありました。ただ今練習中です。
私の仕事の分野でも知らない事だらけですが、これからは介護の分野なので余計に知らない事だらけでした。
まずは座学でも学んだボディメディカルです。
ベッドでの移動やベッドから車イスへの移動などしまたが、本当に力はいらずにでき、合気道が介護に使われてるって話しは聞いてましたがこの事なんやと思いました。技の見直しにもなりましたね。
あとは視覚障害者の対応ですが、ここでもおどろきました。
先天性の方と後天性の方とでは言葉の伝わり方が違うんですって、驚きでしょ。
簡単に説明すると後天性の方はイスと言ってもイメージ出来ます見た事があるので、先天性の方はイスと言っても見た事ないのでイメージしにくいらしいんですね。
あとは舌打ちみたいな事されても気にしないでと言われました、それで広さをはかってるんですって。知らん事ばかりです。
目隠しをして交代で誘導の体験もしましたがイメージであっても大分と怖かったですよ。
車イスも交代で乗るのと押すのを体験しました。
初めて乗りましたが以外に速く感じるんですね、あと細かい所での注意点がたくさんありましたが、へぇーと言う事が多かったです。
いろんな体験ができた一日でした。
実習では今まで普通に思っていた事が、障害者の方や高齢者の方などでは全く違う事で、でも少しの知識と接し方でお互い優しくなれるという事がわかった講習でした。
介護の事となると難しそうな漢字が並んで敬遠しがちでしたが、実際飛び込んでみると興味の持てることばかりでした。
これから仕事にして行きたいと思います。
忘れてましたが訪問理美容の講習は3万円前後の講習が多いですが、自分の行ける範囲での講習は結構先であったりするので、興味のある方は焦らず探してみてくださいね。
今日はこの辺で。
最後までありがとうございました。
シラヤマでした。